機能性という美学|茨城県郷土工芸品

■お問い合わせ/茨城県商工労働部観光物産課 〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番地6 TEL.029-301-3622

技術研究で日常生活で
使いやすい工芸品へ

 本当に優れた工芸品とは、見かけの美しさ、華麗さだけではありません。用途をかなえるための確かで安定した「使い勝手の良さ」に優れていなければなりません。工芸品は、使うモノです。普段の生活の中で心配なく使うための丈夫さが必要となります。
 多くの工芸品の素材は、化学から生まれたものではなく、木や土などの自然から生まれた素材がほとんどです。それらの自然素材は、人の感性にやさしく融けこみ、私たちに安らぎを与えてくれます。反面、プラスティックや樹脂製品などと比べれば、扱いに約束ごとも多く、気を使わなければならない場合もあります。
 しかし、近年、これら工芸品の品々も、伝統を踏襲しているだけはなく、さらに新しい素材研究や技術の革新に熱心に取り組み、より使いやすく、機能性に富むモノが開発されています。培ってきた元来の質や魅力を失うことなく、更に使いやすくなるための努力に余念がありません。このような研究と、豊富な経験を積み重ねた職人たちの卓越した技で、日常の暮らしの中で幅広く使っていただけるモノがたくさん生まれてきています。

Recently a fireproof pottery has been produced, named "Kasamayaki". You can use this one pottery as pot or rice cooker etc. in open fire. The taste of rice cooked by Kasamayaki is good and plump up inside. Also it has been increasing a pleasure on the table such as casserole.

200年以上前から受け継がれている焼きものの産地・笠間。近年では、直火で使える「笠間火器」も誕生。器だけでなく、道具としても生活に存在感を増している。

お問い合わせ

■笠間焼協同組合|
笠間市笠間2481-5|TEL.0296-73-0058

高温直火対応の陶器製品の誕生。笠間焼の魅力を広げる

 笠間焼の耐火器。笠間焼協同組合が茨城県窯業指導所などとの素材研究に取り組み、高温直火には不適であった陶器の弱点を克服し高温直火に耐える陶器を完成させました。これによって鍋や炊飯器などの笠間焼がお使いいただけるようになりました。笠間焼の耐火器で炊いたご飯は、芯までふっくらと炊きあがり、また鍋料理などでも食卓の楽しみが増えたと喜ばれています。

機能性という美学

Kasama pottery is in Kasama, has inherited the craft from 200 years before.
Many ceramic artist from around the world make individual works.

笠間焼|KASAMAYAKI

素材研究や技術の革新より使いやすく、
機能性に富むモノたち